【7日楽天モバイル 秋田3-1百合ヶ丘】秋田ファイアーエムブレムズ(以下FE)は7日に行われた、ブルームリーグ第4節5日目の横浜百合ヶ丘エンジェルス(以下百合ヶ丘)との一戦を3-1で制し、ブルームリーグの3位が決定して14日から行われるワイルドカード決定戦に進出した。
打線は初回に菊間夏夜外野手の2点タイムリーヒットで2点を先制すると、5回にはティアモ外野手に開幕戦以来の2号ソロホームランが飛び出し突き放した。一方、先発の島田真夢投手は9回途中を1失点でまとめ走者を二人を残して降板したが、リュール投手にマウンドを譲ったものの、リュールが吉村・Thi・梅内野手を併殺打に切って取り勝利を決めた。勝利の瞬間、FEナインが一斉にリュールのもとに駆け込み喜びを爆発させた。
厳しい戦いだった。序盤は百合ヶ丘と首位争いをしていたものの、交流戦で負け越し、その間に横須賀晴風ブルーウェーブにかわされた。ブルームリーグに戻ってからも思うように勝ち点を伸ばすことができず、先日の福島プリコネアストルムズ戦に勝利できていれば3位が決まったが、守護神のエダ投手が逆転負けを喫し、順位決定が7日に持ち越されていた。試合後マルス監督は「安堵してはいけないが、3位で終われ優勝の可能性が残ったのはよかったと思っている。ただ、来週も戦いが続く。いつまでも(島田)真夢に頼るわけにはいかない。チームの力を合わせてチャンピオントーナメントに行く」と島田を労いながらも厳しい表情を見せた。
ワイルドカード決定戦は14~16日の3日間で行われる。各リーグの3位のチームが参加し、各1試合ずつ合計2試合を戦い、上位2位までに入ればチャンピオントーナメント進出となる。現在、ステラリーグからは交流戦で敗れている美唄ソレイユフューチャーズが進出を決めている。ルーナリーグは11日の試合結果(新越谷ブロッサムズまたは美城ブレイブスターズ)によって決定する。いずれにしても厳しい戦いとなる。
マルス監督はインタビューの最後に「敗れていったチームのためにも負けるわけにはいかない」と力強く語った。FEにも背負うものができた。あとは存分に力を発揮するだけだ。
・9回途中1失点の好投で6勝目で最多勝、最多奪三振、最優秀防御率を決めた島田のコメント
マルス監督からは(登板過多について)謝罪をされましたが、私は投げたかったので気にしていません。(タイトルについては)気にしていません。チームが勝ててよかったです。まだまだ試合があります。次に向けて準備をします。
・初回の2点タイムリーヒットで打点女王を決めた菊間のコメント
打点女王? ふーん。別に気にしていないけどね。チームが勝ったからよかったって話。(ワイルドカード決定戦に向けて)やるしかないっしょって思っている。爆発するよ。
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