【8日札幌ドーム ソレイユ1-2FE】秋田ファイアーエムブレムズ(以下FE)は8日に急遽決まった、美唄ソレイユフューチャーズ(以下ソレイユ)のお披露目試合を2-1で制し、Wake Up, Girls!!(以下WUG)のメンバー7名が加入した初陣を制した。投げてはWUGの島田真夢投手が9回途中1失点の好投を見せ、9回は無死2塁のピンチを作って降板したが、エダ投手がその後のピンチを無失点に抑え切った。試合後島田は「自分の投球ができてよかたです。9回は監督の期待に応えられず残念です。エダさんには感謝しかありません」と反省しきりだった。
大きな初陣となった。昨年行われたWUGの入団記者会見でマルス監督は「丹下氏の想いを受け取り引き締まる思いだ。(WUGの)7人とともに優勝を目指して全力をつくす」とコメントを残していた。それから3週間――チームを作り直すつもりで練習を重ねてきた。そして8日の朝に試合のオファーがあった。厳しい条件であったが、秋田から札幌に飛んだ。貴重な経験になると考えられたからだ。マルス監督は「みんなには無理を言って行ってもらった。特にWUGの7人には迷惑をかけた。しかし7人は試合に出ますよと言ってくれた。今日は全員が掴んだ勝利だ」と感謝しきりであった。
打線はソレイユの先発投手の大空あかり投手の立ち上がりを攻めた。先頭打者のカチュア内野手がレフトへの二塁打を放ち先陣を切ると、続く林田藍里内野手にもレフト線への適時二塁打を放ち1点を先制した。さらに、フュリー内野手のセカンドゴロで林田が3塁へ進塁すると、ティアモ外野手のセカンドゴロの間に林田がホームベースを踏み1点を追加した。7回には2死満塁という大きなチャンスがあったものの、2回以降はソレイユの投手陣の前に得点を挙げることができなかった。マルス監督は「緊迫した試合となったが、だからこそどのように得点するかが大事になる。今日の試合をしっかり振り返り今後に生かしたい」と気を引き締めた。
Season3の開幕は未定だが、できる試合をこなし強化することが大事になる。次の試合にも期待したい。
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