【14日楽天モバイル 秋田4-2ソレイユ】秋田ファイアーエムブレムズ(以下FE)は14日に行われた、ワイルドカード決定戦第1試合の美唄ソレイユフューチャーズ(以下ソレイユ)との一戦を4-2で制し、各リーグ3位で争われるワイルドカード決定戦で大きな白星を挙げた。先発投手の島田真夢投手が7回途中2失点で降板するも、ミレディ投手、リュール投手と継投し、終盤で奪ったリードを守り切った。
まさに死力を尽くした勝利だった。3回にソレイユ先発投手の霧矢あおい投手からレギュラーシーズン不振を極めた七瀬佳乃捕手が先制点となるソロホームランを放った。しかし、この試合での島田はピリッとしない。5回に白百合かぐや外野手に同点タイムリーを浴びると、藤堂ユリカ内野手の内野ゴロの間に勝ち越し点を奪われた。それでもFEは6回に林田藍里内野手が三塁打で出塁すると、続くカチュア内野手が犠牲フライを打ち上げ同点とした。この回で霧矢を降板させると、7回には2死三塁のチャンスで代打・クレアにタイムリー二塁打が飛び出し再度前に出ると、8回には2死三塁のチャンスで片山実波内野手のタイムリーヒットで突き放した。島田は7回途中被安打11ながらも踏ん張り、継投陣が2安打打たれながらも2点のリードを守り切った。
ホーム最終戦で苦しみながら勝利を収めたFEのマルス監督は「苦しい試合だった。ただ、ファンを含めた全員の力で勝利を掴むことができた。次の試合に向けて万全を期したい」と早くも16日に行われる新越谷ブロッサムズ(以下新越谷)戦(ベルーナ)を見据えた。
15日に行われるソレイユ対新越谷の試合でソレイユが引き分け以下で終わった場合、FEのチャンピオントーナメント進出が決まる。ただ、FEナインは新越谷にも勝ってチャンピオントーナメントに臨むつもりだ。
・7回に代打出場し、決勝タイムリー二塁打を放ったクレアのコメント
チェンジアップでしょうか。チャンスをいただきましたし、結果を残したいと思い打席に立ちました。仙台で最後の試合でしたし、最高な結果になってよかったです。甲子園球場は野球を始めて行ってみたい場所になりました。ぜひとも行きたいと思います。
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