【2日横浜 晴風2-4FE】秋田ファイアーエムブレムズはともに今季から野球少女リーグに加入する横須賀晴風ブルーウェーブ(以下晴風)との親善試合に臨み、4-2で勝利を収めた。マルス監督は5回に逆転すると、先発投手を務めた岡本未夕投手を4回1失点で降板させる執念を見せた。2番手投手のエイリーク投手が2回を無失点に抑え初白星を挙げた。
まさかだった。岡本は4回を投げて72球。疲れを見せていたものの、5回も投げさせ勝ち投手の権利を得る算段かと思われたが、マルス監督は5回のマウンドをエイリークに託した。この起用にマルス監督は「岡本は大丈夫と言っていたが、前回登板の負傷があり無理をさせなかった。次は長いイニングを任せたい。しっかり休んでほしい」と気遣った。岡本は「5回は投げたかったので悔しいです。次はしっかり投げたいです」と前を向いた。
打線は4回まで晴風の先発投手の若狭麗緒投手に苦しめられたが、先頭打者のルキナ内野手がヒットで出塁すると、七瀬佳乃捕手が送りバントを決め1死2塁のチャンスを作った。この場面でこの試合スタメン出場を果たしたクレア外野手が起死回生の同点タイムリー二塁打を放ち追いつくと、シーダ外野手もタイムリー二塁打を放ち逆転に成功した。カチュア内野手もヒットで続くと、続く林田藍里内野手が殊勲の2点タイムリー二塁打で3点リードを奪った。
5回からエイリークが登板したが、1安打を浴びながら無失点に抑えると、続く6回は三者凡退に抑え役割を果たした。すると、7回にはここまで登板がなかった久海菜々美投手が初登板を果たした。ヒット1本を許したものの無失点に抑え、上々の登板となった。その後、8回を投げたリュールがソロホームランを浴び2点差とされるも、9回はエダがしっかり抑え勝利を収めた。
この勝利で2連勝となったが、次回は9日の強化合宿でのFgG連合との一戦となる。このカードは4か月前に行われたお披露目戦以来となるが、中盤まで4-3でリードを奪っていたが、終盤に逆転を許し4-6で敗れている。強化合宿とはいえしっかりリベンジを果たしたいところである。
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