【4日神宮 里咲0-6FE】秋田ファイアーエムブレムズ(以下FE)は昨年11月に行われたお披露目戦以来の里咲との親善試合で6-0と快勝し、ビジターゲーム3連勝を飾った。先発投手を務めたカムイ投手は8回途中まで投げ無失点と島田真夢投手、岡本未夕投手に続く好投を見せ、開幕投手争いに名乗りを上げた。
カムイが一発回答だ。初回先頭打者の有原翼内野手に四球を与え不安な立ち上がりであったが、その後は立ち直り、ピンチを作る場面はあったものの、多彩な変化球でかわし無失点に抑えて見せた。カムイは「結果を残すことができてよかったです。FEにとっての開幕戦に投げたいと思いましたので」と安どの表情を浮かべていた。
打線は4回まで里咲・天草琴音投手のわずかに動く球に手を焼いていたが、5回にフュリー外野手の適時打で先制すると、6回には代打で出場した片山美波内野手が打った瞬間それとわかる推定距離148mの特大ホームランで追加点を挙げた。その後、菊間夏夜外野手に適時打が出て突き放すと、9回にはカチュア内野手のホームランとフィオーラ内野手の2点適時打で勝負を決めた。片山は「自分でも飛距離にびっくりしてしまいました。いいところでで打てて、しかも初めてのホームランだったのでうれしいです!」と声を弾ませると、カチュアは「ホームランを打ててよかったですが、その前までの4打席は反省しなければなりません。次の試合に向けて準備したいと思います」と冷静であった。
快勝にマルス監督は「先発、抑えと投手陣はよく頑張ってくれている。6点を取ることができたがいつも取れるわけではない。引き続き点を取ることにこだわりたい」と次戦を見据えた。
Wake Up, Girls!!のメンバーを迎え入れてからFEは怒涛の3連勝となったが、開幕まではまだ時間がある。課題を克服しながらさらに強化を図りたいところだ。
Comments