野球少女リーグは現在、既存球団4チームによる振り分け戦が行われている。ブルームリーグ入りを新越谷ブロッサムズは4試合を消化したが、2勝2敗とブルーム行きにはいまひとつといった印象だ。初戦のドラゴンズ戦はエースの武田投手が6回無失点とエースらしいピッチングをし、打線も序盤で4得点と試合を有利に進め完封勝ちを果たした。ところが続く2戦目、3戦目は投手陣が崩壊。頼みの打線もチャンスで得点ができないという踏んだり蹴ったりの状況であった。連敗阻止のため4戦目は武田投手が、2試合目の登板。7回無失点とこの試合でも見事なピッチングをしてチームを勝利に導いた。振り分け戦は後2試合を残しており、全勝しないとブルーム行きが厳しい状況になる。
監督のアンナ監督は4戦目を終え、振り分け戦をこう振り返る。
「まず、武田投手に感謝しないとね。彼女が打たれたら全敗の可能性があったのだからね。彼女のピッチングを見て他の子も奮起しないといけないのにダメな子がチラホラといるのがね・・・。敢えて名前は出さないけど、何が良くないのかしっかり分析してキャッチャーと相談して試合に臨んで欲しいですね。それと自慢の打線が少し機能してないのが気がかりですね。チャンスで点が取れないと試合が苦しくなるだけだよ。みんなウィード行きになりたくないから、なんとかしなきゃという気持ちが強すぎて空回りしている感じがするね。持っている力は充分にあるのだから、落ち着いてプレーすれば必ず勝てるはずよ。
後2試合最後まで諦めずに戦うだけよ。打線とかを練り直しているところなので楽しみにして下さい。」
新越谷が意地を見せるか楽しみである。
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