野球少女リーグ事務局は17日、美城ブレイブスターズ・姫川友紀監督と美城傘下CGリーグ、BGリーグ審判団に対し厳重注意処分と制裁金10万円を科したと発表した。16日の清澄戦(京セラ大阪)でBGリーグ未登録の選手を出場させ、BGリーグ規約「選手登録の項」及び「違反摘発の項」に違反したため。
16日は、8回表の清澄の攻撃前、「見たことがない選手が左翼の守備についている」赤土晴絵監督が球審に指摘。姫川監督に確認したところ、BGリーグ未登録の大槻唯外野手(CGリーグ・東京東急)を前の回に代打した三村かな子捕手の守備交代で出場させたと認めたという。この時点ではまだ控え外野手が2名残っていたにもかかわらず姫川監督は規約違反を犯した形だ。
しかし美城が提出したメンバー表に大槻の記載があることを確認した審判団は正規の交代を促さず試合を続行。その後清澄・松実玄内野手の左飛を大槻が処理したためBGリーグ公式チャンネルの実況者が異変に気付き事務局に告発した。
その後の調べで姫川監督は大槻を含めたCGリーグの4選手が未登録のままベンチに入った状態でメンバー表を提出していたことが発覚。これにより事務局は、未登録のまま本戦ベンチに選手を入れたCGリーグ、違反したメンバー表を指摘せず受理し、違反行為を摘発しなかった審判団に対しても美城球団と同様の制裁を科すことを決定した。
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