野球少女リーグは明日から第5節(通称:甲子園杯)がスタートする。甲子園杯は、本戦のうち8月に行われる節のブルームリーグ全試合を阪神甲子園球場で開催するシリーズであるが、その甲子園杯の開催を明日に控えた今日、ブルーム各球団が続々と甲子園入りした。
一番乗りとなったのは、初挑戦の入れ替え戦で大洗を激戦の末破り、ブルーム初昇格を果たしたプリコネ。昇格の報告を福島で行った同球団は昨日西宮入り。10時から13時まで甲子園での総合練習を行い、グラウンド状態を確認した。甲子園で爪痕を残し、最終節で福島に戻れるか。
次に西宮に入ったのは北海道。今朝伊丹空港に降り立った駿馬軍は10時にバスで西宮入り。昨年以上の高温となった昼の時間を避け、16時から19時まで守備走塁を中心とした甲子園練習を行なった。チーム盗塁が56を数える同球団ゆえ、やはり黒土や天然芝の状態は気になるようだ。
昨季同じ新幹線で新神戸駅に到着した新越谷と百合ヶ丘は今季も同じ新幹線で17時ごろ新神戸駅に降り立った。偶然同じ新幹線だった昨季とは違い、今季は事前に示し合わせて同じ新幹線に乗ったようだ。そんな両球団は明日午前中に合同で甲子園練習を行い、第3試合での直接対決に備えるようだ。
甲子園杯開幕戦となる明日の第1試合でいきなり実現した関西ダービーを演じる美城と神戸は、今日は西宮入りせずそれぞれの本拠地で調整を行い明日の直接対決に備える。なお、両球団とも本拠地が甲子園から近いため、市内に宿舎は手配せず試合日に甲子園に通う方針のようだ。
甲子園杯は8月6日に開幕し、本戦15試合と入れ替え戦第2試合を行い9月9日に閉幕する。甲子園杯本戦での勝敗は本戦の勝敗に組み込まれるが、ここで最も勝ち点を伸ばした球団にはシーズン成績とは別に甲子園杯トップ賞の称号が与えられる。昨季は3戦全勝で美城が獲得したが、今季はどうなるか。
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